「流氷の天使」と呼ばれ、水族館などで人気の海の生物クリオネ。富山大などは12日、その新種を富山湾で発見したと発表した。世界で5種類目とされ、日本海の固有種の可能性があるという。(出典:朝日新聞デジタル)
出典:朝日新聞デジタル
発見したのは富山大大学院理工学部の張勁(ちょうけい)教授(50)ら。
昨年8月、小中学生向けの海洋教室でプランクトンをとるため、船から富山湾の水深700メートルに下ろした網を引き揚げた際、今回新種とわかったクリオネ約30匹がかかっていた。その後も調査のため富山湾で約100匹を捕獲。
全長は0.5ミリ~5ミリほどある。北海道蘭越(らんこし)町貝の館の山崎友資館長(34)が遺伝子を分析し、新種だと判明した。
今回見つかった新種のクリオネは、正式名が決まった後に同館や富山県魚津市の魚津水族館で公開する予定だそうです。
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