フジテレビ「バイキング」4月13日放送。
「行き場を失ったペットたち。ペットを簡単に手放す、無責任な飼い主」です。
話題のニュースの裏側に直撃
あふれかえる行き場を失くしたペットたち。
ペットブームの裏に潜む、飼い主の無責任な飼育放棄に迫る。
「同じ人間として信じられない」。
「人間のモラルが・・・」。
裏側リポーター アンガールズの田中卓志さんが取材。
訪れたのは、NPO法人 ティアハイム コクア
代表 山田直美さん
身寄りのないペットを保護し世話をしながら新しい飼い主を探すボランティア施設。
保護犬たちがたくさんいる。
9匹のワンちゃんを保護している。
飼い主に飼育放棄されたワンちゃんや、悪徳ブリーダー放棄された犬など。
NPO法人 ティアハイム コクアでは、新しい飼い主が見つからなくても亡くなるまで責任を持って世話をしている。
運営は主に寄付や募金活動でまかなっているが、養育費(エサやシーツなどの雑費)月30万円以上かかかるので厳しい状態。
スタッフは3名で24時間体制で世話をしている。
山田さんの一番の悩みは、飼えないから引き取ってくれるかという電話が1日数十件あるという。
「大きくなったからいならい」。
「しつけができないからいらない」。
など、
「引っ越しするからいらないとか、人間のモラルがどこまで身勝手でバカなんだろうって呆れてしまう」。
ペットの引き取りに関する問い合わせは、月に300件以上あるという。
山田さんが一番困っていることは、「無責任な飼い主の飼育放棄の増加」。
行き場を失くしたペット増加問題。
その背後にはある大きな問題がある。
それは、高齢者問題がある。
ペットを手放す人の割合半分以上が60代、70代の高齢者。
理由は、病気、死亡、老人ホーム入居など。
自治体によっては、ペットの譲渡を受けられる条件に年齢制限を設定している。
そのため、ペットと暮らしたくても暮らせない高齢者も増えているという。
譲渡に20歳から60歳までの条件があるところもある。
60歳はまだ若いし飼いたいと思っている人はたくさんいます。
そして、ペットを飼ったら最後まで責任を持って育ててください。
ご支援・ボランティア参加、里親募集中です。
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