歯をむき出しにして人に威嚇してくるキツネが札幌市内の住宅街のある公園で急増している。
キツネは唸り声をあげ、人に突進して威嚇する。
出典元:UHB 北海道文化放送
2017年6月から札幌市清田区の公園にキツネが頻繁に姿を見せ始めたそうです。
住民が追い払おうとしてもまったく逃げようとしないんだとか。キツネは臆病なイメージがあったので人が近づけば逃げると思っていたのですが、そうでもないようです。
そして、問題なのが「エキノコックス」の感染の恐れがあること。
キツネやフンなどに触れることで感染してしまうようなので、子供たちは公園で安心して遊べない状態なんだそうです。
公園を管理する札幌市は、遊んだあとの手洗いを呼び掛けたり、清掃の回数を増やすなど対策をしていますが、キツネが来なくなるようにする対策などはしていない様子です。
また、法律的に駆除はできないので、駆除は考えていないそうです。かりに法律で駆除が認められたとしてもかわいそうなので、何とか山などに帰す方法はないものでしょうか。
近くの町内会ではラジオ体操の会場をキツネの出ない場所に移しましたが、住民の不安は高まっているということです。
エキノコックスは、他の犬や猫には感染しないのでしょうか?
調べてみると、犬や猫に感染するそうです。
キツネや犬に感染しても通常は無症状ですが、普通の固形便に加えて、粘液の塊を排出したり、まれに下痢をすることもあるといいます。
しかし、エキノコックスの成虫が糞便とともに排出される例もあるそうで、犬から人間にうつる可能性もあるそうですので注意が必要だといいます。北海道で犬を飼っている人にとっては当たり前なことかもしれませんが、獣医に診察してもらい、駆除薬を投与することができるそうです。
キツネって結構狂暴だったんですね。
以上、威嚇してくるキツネ住宅街に急増についての情報でした。
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